突然、目の前にハスタが現れた。 相変わらず出鱈目な言語感覚に 一行は耳を塞ぐ思いだった。 着々と神の力を取り戻していたのか、 ハスタは以前よりも強くなっていた。 倒れこんだハスタに止めを刺そうと リカルドが近づく。 しかし、ハスタは何事もなかったように 立ち上がり、オズバルド絡みの用事が あると言い残して去っていった。 また、会う事になるかもしれないと 一行はうんざりした。